私が初めてハーブテントと出会ったのは2004年。自宅エステサロンを開業したことがきっかけでした。設備上シャワーを浴びていただくことが難しく何か良い商材がないかと探しているところ、当時の取引先メーカーより提案されたのが、狭いスペースでもスチームサウナが可能な「ハーブテント」だったのです。
入った後シャワーを浴びない方が良いため、シャワー等の施設も不要。大量の発汗を促すので、身体の生理機能を高めるためにも良いと直感し早速導入しました。お客様に入っていただくと想像以上に良い反響を呼び、導入以来ずっとお客様に愛されて延べ1万人以上のお客様に提供し、お声を聞かせていただいております。

ハーブテントは元々タイの産後ケアの民間療法です。日本には20年以上前から入ってきていますが認知度は低く、当時は怪しいサロンと間違えられることも少なくありませんでした。
そんな中、ハーブテントを勧めていくうちに、女性のお客様だけでなく、子供からお年寄り、男性の方も入っていただき、多くの反響をいただきました。ハーブテントを軸においたサロン運営の拡大を経て、ハーブテントの素晴らしさや導入の経験をもっと多くの方に知っていただき、心身ともに健康・美容のお役に立てればと、日本ハーブテント協会を立ち上げ、2017年に一般社団法人日本ハーブテント協会を設立したしました。全国のサロン様にハーブテントセラピスト養成講座を通して、ハーブテントの良さを深く理解していただき、安心・安全・適正な価格でお客様にご案内することで、ハーブテントが見近なものとして広がることを強く望んでいます。

昨今はウェルネス (心と体、社会的な健康を総合的に捉え、よりよく生きようとする生き方)という概念が段々と広まってきています。
心身ともに良い作用が期待できるハーブテントを一人でも多くの方に知っていただき、健やかで心豊かな日々を皆さまに送っていただきたい。そんな思いでハーブテントの普及活動と導入のお手伝いをさせていただいております。